2016年04月01日
ハスクバーナ手斧の刃潰れを直す
おはこんばんにちわ。
研ぎの世界の沼にずぶずぶハマる、Daisukeです。 (  ̄´▽` ̄)
今日は少し時間に余裕ができたので、先日のキャンプで潰してしまった手斧の刃を修理します。
こうまで潰れてしまうと、「研ぐ」というより「削る」作業が必要になります。
天気がいいので普段は自室の作業机で使っている卓上グラインダーを庭に持ち出して、作業開始です。
グラインダーが無ければ荒砥石からやるしかないですが、電動工具のおかげで作業時間を大幅に軽減できますね。
刃がまっすぐに整うように、ちょっと削っては刃のラインを確認し、表裏両方ともチリチリと火花を立てながら削ります。
表裏交互に削ること3分。
刃がつぶれて凸凹になった部分は見た目整いましたので、今度はたっぷり水分を吸わせたスティック状の仕上げ砥石で鎌研ぎ(砥石側を動かす研ぎ方)して切れ味を復活させます。
(  ̄´ω` ̄) もちろん砥石を使う前は面均しします。
あとは仕上げとして革砥(自作)にコンパウンドを塗布したものでハマグリ刃として整えれば・・・
(  ̄´▽` ̄) 完成です。
あたりまえですけど、繰り返せばどんどん刃が小さくなってしまいます。こういう「削る」修正はできるだけしたくはないので極力斧の使い方を誤ることなく、切れ味の修正だけですむような使い方とメンテナンスが理想ですね。
あまりあてにはならないのですが、一応ペーパーカットテスト。
刃全体を滑らせるようにコピー用紙を縦切にする切れ味を確かめる基本テスト。
刃を滑らせている道程でちょっとでも引っかかりがあったり、切り口が毛羽だったりするようなら、その刃物の研ぎはやり直し。斧はまだしもナイフならカットラインで自由にS字が書けるくらいがいいですね。
斧はもちろん、ナイフでも新品箱出し状態のナイフ等は案外綺麗にペーパーカットさえできない物がありますので、ナイフの金額如何にかかわらず、研ぎは必要と私は考えます。
(  ̄´▽` ̄) 飾っておくような観賞用は研ぎませんが、実用刃物を買ったらまず研ぐ
研ぎの世界は答えの無い深い沼だと聞きます。
私もいままでの経験から、今のやり方に至ってますが、殆ど独学なので、間違っていたり、非効率だったり、無駄があったりするんじゃないかと思います。
革の世界もそうですが、研ぎの世界ももっと勉強したいと思うDaisukeなのでした。
ではまた (  ̄´▽` ̄)ノ
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