2016年05月09日
寝かせて打つ薪割り方法
おはこんばんにちわ。
無心に薪割りストレス解消、Daisukeです。(  ̄´▽` ̄)
先日作った2代目携行薪割り台、今のところはイイ感じです。
薪割りするのに薪割り台はあるにこしたことはないですが、いつも準備できるとは限りません。
今日は薪割り台がなくても安全に薪割りができる方法のお話。
斧や鉈で薪を割る時、一般的には薪割り台や板など平らになる場所で薪を立てた状態で割ります。
力を込めて振り抜いた時に薪を通り抜けてしまった時、刃をつぶさずに受け止めてくれるのが薪割り台です。
しかし、キャンプ場で都合よく薪割り台があるところは殆どありません。
そんな時に使えるのがこの方法。
海外の斧愛好家がされていた方法です。
私も実際何度もやってみて、とても安全で簡単な方法なので、状況に応じてこの方法も使っています。
必要なのは立ち木と薪に角度を付けるための太目の薪だけ。
上の写真のように立ち木の前に枕木を置いて、割りたい薪の切り口が少し上を向くように枕木に寝かせてあげるだけ。
薪と枕木を跨ぐように開脚して斧を構えます。
(  ̄´▽` ̄) ナタでもできます
この方法に限らず、斧や鉈を振る時はすっぽ抜け防止のために普通の軍手は使わない方がいいです。
普通の軍手を使うくらいなら、まだ素手の方がマシですので、斧や鉈を使う時は安全には十分に注意して行ってみてください。
あとは薪の頭めがけて股下を通すように振り抜くだけ。
薪に伝わる衝撃を立ち木が受け止めてくれるので、薪に十分な力が伝わり綺麗に割れてくれます。
薪を寝かせているので、立てて割ることが難しい切り口が平らでない薪でも出来るのもメリットです。
この方法、打点がずれても刃は傷付けないし、振る際に最悪すっぽ抜けたとしても地面に斧が当たるだけなので安全なのですが、難点もあります。
まず大きく前傾している姿勢なので、長くやってると腰にきます。
(  ̄´▽` ̄;) 私が運動不足なだけかもしれませんが
もう一つは、少なからず植生(立ち木)を傷つけてしまうこと。
薪が割れる時の衝撃を立ち木が受けてくれますので、どうしても薪と立ち木の接点は若干なりとも傷つきますし、勢い余って振り抜きすぎると斧や鉈の刃は立ち木に当たります。(その分人間にとっては安全ではあるのですが)
ですので管理されているキャンプ場では、むやみやたらに出来ないという側面も併せ持ちます。
(  ̄´Д` ̄) 倒木があれば一番良いのですけど
実は、立ち木の代わりに自分の足を使うというやり方もあります。
片方の足の靴底で薪のお尻側を踏んで固定し、片手で斧を振るわけです。
斧愛好家のベテランさんがこの方法でスパスパとハイペースで薪を割っていく様は芸術的でさえありますが、簡単そうに見えてもいざ自分で構えてみると刃の通る射線上に自分の足があるというのは結構怖い。
確かに植生を傷つけないし、シーンを選ばない優れた方法ではあると思いますが、試される方は自己責任でお願いします。
ではまた (  ̄´▽` ̄)ノ