2017年12月07日
レザーで作った、おにぎり型ティンダーポーチ(火口入れ)
おはこんばんにちわ。
Daisukeです。 (  ̄´▽` ̄)
イギリスのブッシュクラフターの持ち物に影響されて、自分なりにアレンジして自作してみたティンダーポーチ。
収納量は本家の程多くはないですが、ずんぐりとした「おにぎり」型になるのが特徴。
素材に金属パーツを一切使ってないのもポイントです。
私がこれの試作品を作ったのは随分前のこと。
当初は自分専用に作ったのですが、キャンプや野営で私が使っているコレを見た方が「私も欲しい」と製作依頼をいただけることがしばしばありました。
しばらくはその都度ご希望の仕様を伺っていたのですが、どうしてもセミオーダーに応えていると製作時間(材料を取り寄せる時間含む)や材料費が安定しませんので、カラーバリエーション以外を固定して製作しているのが現在の仕様です。
オレンジブラウン
チョコブラウン
ブラック
現在は以上3バリエーション。
大きさはこのくらい。
手にすっぽり収まるくらいのサイズです。
その分肝心の収納量は制限されますが目的が2~3回分の火口(着火剤)が収納できればいいので、これくらいで十分だと私は判断しました。
おにぎり型を形成するアウターレザーは厚手のアメリカンオイルレザーを採用。
袋を形成するインナーにはキャメルブラウンカラーのピッグスウェード(豚革)。
それ単体でも薄くてもそれなりに強度があり、しなやかで襞を形成しやすいレザーです。
トグルは角型木製。
しぼり紐に採用したのは木綿紐を?引きしたタン色のワックスコードです。
(  ̄´▽` ̄;) 試作段階は革紐と鹿角でしたが、どうしても鹿角の安定供給が難しかった。
単純な構造ですが、コードを引くだけでおにぎり型になるポーチです。
金属留め具を使わないことに拘ってますので、ポーチの閉め方も一風変わってます。
まず、トグルを掴んでコードを引っ張りポーチを絞ります。
トグルを抑えてポーチボディを一周するようにコードを回します。
コードを一周してきたらトグルを中心にコードを回して・・・
最後にきゅっと引き絞れば完了です。
仕組み上、完全密封されているわけではないのですが、余程雑に扱わない限りは中身(火口類)がこぼれることはなさそうです。
ただし、当然ですが構造や材質上、水や湿気には弱いです。
純粋に火口入れとして使うならきちんと密封缶等の方が適していますが、あえてそれを分かった上で雰囲気重視のレザーに価値観を見いだせる人向けアイテムです。
あと、ちょっと蛇足。
このティンダーポーチ。
基本的に着火剤である火口入れ目的で作ったものですが、小銭入れとして使えなくもないです。
私は既に半年くらい(2017年12月現在)小銭入れとしても使ってます。
(  ̄´ω` ̄;) いちいち紐を取回すから開閉がちょっと面倒だけどね。
ではまた (  ̄´▽` ̄)ノ
詳細はこうなっていたんですか+(0゚・ω・) +
ちっちゃくてかわいくて、間口が広く開くから取り出し易くていいですね!
凝ったギミックがない分、ラフに持ち歩いて使っても大丈夫そうです
いつか真似して作ってみてもいいですか?(*゚ω゚*)
ただし精度や美しさは云百分の一くらいで(笑
またオシャレな感じの。普通に商品になるレベルですね。
焼き印も良い感じですし。
レザー、手作りは見た目にも良いですね(^_^)
はい、これが以前の記事で背景に写ってたポーチ、その製品版です。
(※背景に写ってたのは試作品)
禅問堂製品の中では2番目に良く売れてくれるアイテムです。
アウターレザーの形が若干複雑ですが、その切り抜きさえ出来てしまえばあとは難しいところはありませんので、是非チャレンジしてみてください(  ̄´▽` ̄)
作成にチャレンジしている過程で分からないところがあれば微力ながらご助力させていただきます。
森人さん>
ありがとうございます。
小銭入れとしてはちょっと開閉が面倒なのがネックですが、独特の形のせいかレジの支払い時に注目されることもしばしばありました。
私から購入された方も小銭入れとして使用されている方もいらっしゃるようで、おおむね好評をいただいております。
干物 >゜)))彡さん>
実用性なら缶がいいですが、あえてレザーでデザイン重視。
自分でこんなの作りたいと思い描いた物を形にできるようになってきましたのでクラフトワークが楽しいです。