2018年06月26日
オザークトレイルのAフレームポップアップテントを買ってみた
おはこんばんにちわ。
Daisukeです。 (  ̄´▽` ̄)
6月上旬くらいに日本ではなかなか見かけないタイプのテントをポチりまして米国から2週間程で手元に届きましたので梅雨の晴れ間を利用して試し張りしてきました。
今回購入したこのモデルは2018年夏現在日本では売ってませんのでセカイモン(eBayの公式日本語サイト)経由です。
オザークトレイルというメーカーは聞きなれない方も多いかもしれませんが、アメリカ・アーカンソー州のアウトドア用品総合ブランドです。
テントに限らずファニチャーやカトラリー、灯火類やクーラーボックス類も揃えられています。
決して高級ギアではなく、むしろホームセンターレベルの比較的安価で性能そこそこ。
日本でいうところのキャプテンスタッグのような立ち位置だと私は認識しています。
Walmartという総合ショップがメーカー兼販売元のようですが、メーカーページが探し当てられませんでしたのでオザークトレイルについてのこれ以上の詳細が不明です。
なお、このAフレームホップアップテントのお値段30ドル前後。
セカイモン手数料含めて日本円換算しても商品価格は5,000円もしませんでしたが、残念なことにパッキングサイズがデカいので特殊送料扱いで15,000円弱も持ってかれました。(しかも特殊送料は銀行振込のみなので不便)
※価格についてはその時々の為替レートによって変動します。
さて、オザークトレイルのテント全般に言えることなのですが、情報が非常に少ないです。
収納時のサイズも、生地の耐水圧も、製造国も明記されてません。
ほぼギャンブルをする感覚でポチったわけですが、やはりといいますか・・・。
(  ̄´Д` ̄;) 3人用テントにしちゃデカイ・・・
収納性を犠牲にして設営を容易にするポップアップテント系ですから仕方ないんですけどね。
スタッフサックに入った状態のサイズで140x15x15cm。
重量は約5.5Kg。
当然ながらサイズや重量からしてオートキャンプ専用幕です。
中にはテント本体とフライシート、すぐ曲がりそうな簡易ペグとテント内でぶら下げて使うであろう小物入れ。
説明書は紛失防止のためかスタッフサックに縫い付けられてます。
説明書はもちろん英語ですが図が多めに描かれていますので英語が苦手な私でもなんとかなりそう。
畳まれているテントの一辺を開くと、もうその瞬間からなんとなく構造が見えてきます。
X型のフレームがテント側面両方にあるわけですが、それぞれX字にフレーム重なる中央部分にここを引っ張れと言わんばかりに取っ手がついていますので、これを引く。
ただこの取っ手、一人だとテント自体がズレて引っ張れないので先に2か所くらいペグダウンしてテントを仮固定してから引っ張るか、入口側から身体を入れて内側から押し出した方がやりやすい。
両側のハンドルを引っ張るだけでフレームが自動的にポップアップしますので、もう既にこの段階で大凡の形はできて自立してくれました。
まだ底面を固定してないので、二等辺三角形の状態です。
この状態であれば簡単に設営位置を調整できますので、入口の向きを決めたら四隅引っ張りながらペグダウン。
付属の細いペグは心許ないのでいつもの自前ペグで打ちました。
このテントの底辺は200x200cmの正方形なので四隅をペグでピンと張って固定すると、先ほどの二等辺三角形から正三角形に近い形になってくれます。
入口以外の面がやや硬めのメッシュ張りで。入口側以外は開閉できるところはなさそうです。
多分、このテントで一番負荷が掛かっているであろう頂点部分。この内側部分でX字フレームを突っ張らせているわけですね。
一見縫製はしっかりしているように見えますが、ホームセンター級量産品のはずですから、はたしてどれくらい持久してくれるかしばらく使って様子見ですね。
最後にフライシートを掛けて完成となります。
形は古典的なAフレームテントですね。昔のAフレームテントと異なるのはガイライン無しでも自立することでしょうか。
各仕様についてですが、そこはやはり安価なテントですのでそれほど期待はできません。
思わず感嘆の声が出てしまうようなギミックは無いようですので、淡々とチェックしていきます。
まずは入口正面。
正面のみフライシートと同じ生地で張られてます。両面ジッパーによる開閉なところは一般的なテントと同じ。
シングルジッパーかな、と思ったら角の方にもう一個隠れてたのでダブルジッパーでした。
正面右下隅にコンセントマークがあったので生地を捲ってみたらコードを引き込むためのスリットがありました。
中に入ってフロアを確認。
安価テントによくあるブルーシートと同じような素材のフロア素材。この素材、素材が新しいうちはいいのですが使用回数が重なると水染みするんですよね・・・。
奥側の面は開閉できないようですが、付属品の小物入れを引っ掛けるフックがありました。
ちゃちな作りではありますが、携帯くらいは入れておけそうです。
奥側天井付近にランタン用リング。
素材的に火気厳禁テントですのでLED系の灯火類に限りますね。
最後にこのテントのキモであるX字フレームの内側にも表と同じようにハンドルがついていて、両側を同時に引っ張ることで折りたたむことができような仕組みになっているようです。
底面200x200cmのテントは国内市場に安価でも良質な物がたくさんラインナップされてますし、Aフレーム型も昨今では珍しくはあるとはいえ無くはないのですが、それなのにわざわざ海外からこのテントを取り寄せた理由はこの高さにあります。
(  ̄´▽` ̄) ちょっと頭が天井に当たってますけどね
このサイズのテントで中でしっかりとした高さがあるテントは珍しいのではないでしょうか。(対応人数4人以上のテントなら中で立てるテントも珍しくありませんが)
正直なところこの高さだけが目的で買ったとも言えます。
ティピー型と異なり表と裏の二面は垂直壁なので広めに使えるのもありがたい特徴。
今後のソロキャンプライフが楽しみではありますが、その前に目を背けてはならない事実があります。
オザークトレイル製のテント全てに言えることのようですが、このメーカーのテントはそのまま使うと致命的に
雨漏りします。
海外のレビューを調べ回ると必ずと言っていいほど耐水性の悪さについて触れられてますし、実際フライシートの縫い目を見てみるとなるほど何も対策されていない。生地自体の耐水圧も不明ですが、触り心地から察するにやはり雨を想定すると心許ない感じは否めません。
私はDIYでどうにかすることを前提として、これらを承知の上で購入しましたが見た目の物珍しさやお値段に魅かれて購入をされる方は是非ご注意を。
ではまた (  ̄´▽` ̄)ノ
※以下、国内で流通してるオザークトレールのテント一例
また不思議なテントを手に入れられましたね+(0゚・ω・) +
>日本でいうところのキャプテンスタッグ
この文字で一気に親近感を覚えました(笑
商品価格5000円は確かにお安いですね!(※送料別)
張り姿もなかなか個性的で目立ちそうだし所有欲を満たせそうです
コンセント穴(?)付きってことは、電源付きサイト推奨なんですかね?
しかし致命的な欠点が……(´・ω・`;)ア、アマモリ
雨の多い日本で活躍させるには、それ相応の知識とテクニックが必要そうですね
でも、商品リンクのツートンティピーはちょっとほしいなぁ(*´ω` *)
設営・撤収が楽で、ソロでゆったり使うのに程々の広さを有し、且つ、テント内での着替えなどが余裕で行える高さもある幕がないかと探していたらこれに当たったわけです。
昭和の時代はAフレームテントって珍しくなかったはずなんですけど、いつのまにかキャンプ場から姿を消しましたよね。今じゃすっかりマイナーで悪目立ちしそうです。
コンセント穴>
アメリカって電源付きサイト以前に、発電機ごと持って行くか別荘地から超長いコードリールで電源を引き込んでくるイメージがあるんですが実際のあちらさんのキャンプ事情ってどうなんでしょうね。
ツートンティピー>
色合いもお値段もいい感じですよね、ツートンティピー。
ティピーが日本で流行り出したころにWalmartと提携している西友がそのツートンティピー輸入販売したと聞いたことがあります。
しかし流行らなかった。
やはり雨漏り対策ありきのテントはライトユーザー層には荷が勝ち過ぎたんでしょうね。
なかなかに面白いテントですね(^_^)
フレームの形も独特で
3人用だけど、大人だと二人がちょうど良いぐらいですか?
自分はまだセカイモンって使った事ないので。こうした面白い物が見つかるなら使ってみるかな~
そうですね、今回のテントは余裕をもって使うなら大人二人でちょうどいいですね。
私はソロ専ですが、ソロであれば寝床を確保した上でミニテーブルとローチェア置いて虫を気にせずお酒ちびちびしながら読書なんてのが出来そうです。
それにしてもこの独特のフレーム構造。。。DIY好きの私としては何かひらめきそうです。
セカイモンまたはeBay>
私もまだ両手で足りるくらいしか回数をこなしたわけではありませんが、色々な側面でギャンブル性が強いのは否定できません。
アタリを引けば誰ももっていないような商品を安く手に入れることができますが、ハズレを引けば税金や送料など予想以上に持って行かれた上に想像よりもしょぼい商品だったりすることもあります。
それでも国内市場にはない魅力的な商品が山のようにありますのでまずはどんな商品があるのか覗いてみるのもいいのではないでしょうか。
日本語でも検索できますが、翻訳サイト等で単語ごとに変換してから商品検索かけた方が目当ての商品に辿りつけますのでおススメです。