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2017年12月20日

山行用にスノーピークのスタッキングダブルウォールマグ「雪峰H300」買ってみた

おはこんばんにちわ。

Daisukeです。 (  ̄´▽` ̄)


ハイキングで山頂まで上がった時に、インスタントにしろドリップにしろ必ず飲むコーヒー。


冬場は淹れたそばから冷めていくので、多少保温性があるであろうダブルウォールマグを購入することにしました。


取っ手ありのものにするか最後まで迷いましたが、スタッキング性に重きを置いて「スノーピーク スタッキングマグ雪峰H300」に決めました。


スノーピークのダブルウォールマグ雪峰H300を買ってみた


取っ手の無いチタン製ダブルウォールマグ「雪峰Hシリーズ」

今回購入してみたのはスノーピークのスタッキングマグ雪峰H300。
同シリーズにいくつかサイズ違いがありますが、今まで使っているカップが同じくらいのサイズなのでこれにしました。

スノピ製ですから同系統のダブルウォールマグに比べてお値段はそこそこします。


(  ̄´▽` ̄) 私は有効期限切れ近いポイント使っての入手。


漢字で書かれた「雪峰」のためか、マグというより湯呑の印象。


和風フォントの「雪峰」の文字のせいか、マグと言うより湯呑の印象


余計な装飾の無いストンとした寸胴シルエット。
裏側も無地です。


背面は無地


底には「TITANIUM JAPAN」の文字が刻印。


底面。チタニウム製、日本製であることを示す刻印。


ダブルウォールマグですから、その名の通りプレス加工した2枚のチタン板で真空空洞を形成しているわけですが、このマグももちろんそうであることが見てとれます。


この厚みの間に空洞があって、中と外の温度差の影響を受けにくくしてるわけですね。


ダブルウォールマグ特有の厚み。指で弾くと空洞があるのが分かる。


マグのリップ部は内側にフィレットがあり、飲む時の口当たりに影響するようです。
丁寧な製品仕上げがされているので殆ど分かりませんが、良く見ると溶接跡がありますね。


良く見ると分かる溶接跡。丁寧に製品仕上げされているので、ほぼ見えない。


付属品として黒いメッシュスタッフサックが付いてきます。
このカップの場合、上のサイズのコッヘル等にスタッキングしてしまうでしょうからあまりこのスタッフサックの出番はないかもしれませんが、小物入れとしては使い易いサイズスタッフサックですから、別の用途を考えるのもありですね。


付属のメッシュスタッフサック。でもH300はスタッキングしちゃうので使う機会なさそう。


これまで使ってたダイソーカップと比べてみる

実は私、山行にはダイソーのアウトドア用品コーナーに売っているステンレスカップを使っていました。
作りはチープですが、頑丈ですし万が一無くしたりしても諦めつきますからね。

今回スノピのマグに切り替えるにあたって、一応比較してみます。


チタンダブルウォールとステンレスシングルウォールでは比べるのもどうかと思うのですが、一応持ち物を変更する時の通過儀礼としてやっておきます。

なお、今回示す数値は全て実測です。メーカー公表値は使っていません。



まず外観。

サイズは殆ど変りません。

外径はどちらも79mmでした。
ただしダイソーカップの79mmは取っ手の付け根部分まで含んでの寸法ですので、実際にカップそのものの径は少しだけ小さくなります。


高さはダイソーカップが83mmなのに対し、雪峰H300は88mmと5mmほど高いですね。
容積がどちらも約290ccで一杯になりましたから、ダブルウォールの厚みで内側の容積が削られている分だけ高さで内容量を稼いでいるのでしょうね。


雪峰H300とダイソーカップ、大きさはほとんど変わらない


雪峰H300とダイソーカップ、径もほとんど変わらない。


次に重さ。


ダイソーカップは82g
スノピ雪峰H300は76gでした。

その差わずか6g。


たったの6g?


しかし、考えてもみればダブルウォールの場合その構造上カップ2個分の分金属を使用しているわけですから、約2倍の金属体積を使用してこの軽さを実現しているわけですから流石軽量が売りの純チタンといったところでしょうか。



では、最後に温度差を計測してみましょう。


スタートは95度のお湯を同時に約150cc注ぎました。
実験場所の室温は16度です。


この時点でダイソーカップのボディは熱くて触れませんが、雪峰H300の方はほの温かく感じるだけで普通に持てます。
100度近いお湯を入れて持てなくなるようでは取っ手無しデザインは意味がないですから当然といえば当然です。


熱湯を入れても素手で持てますので取っ手が無くても問題ない。


まずお湯投入から3分後。

ダイソーカップは88度を示しています。カップボディも熱いので非常に飲みにくい状態です。


ダイソーカップの熱湯(95度)入れてから3分後の温度


一方、雪峰H300の方は・・・。


(  ̄´ω` ̄;) あれ?


雪峰H300の熱湯(95度)入れてから3分後の温度


なんと計測3分で78度まで一気に落ちてしまっています。
飲みやすいといえば飲みやすい温度ですけど、これは予想外。


更に実験を続けます。

お湯投入から30分。

ダイソーカップの方は45度まで落ちました。


ダイソーカップの熱湯(95度)入れてから30分後の温度


いざ、雪峰H300の方の保温力を期待して計ってみると・・・。


雪峰H300の熱湯(95度)入れてから30分後の温度


47度。


(  ̄´ω` ̄;) ダイソーカップと殆ど変らん・・・。


正直唖然としました。

ダブルウォール系カップが保温性に優れているというのは私の認識違いだったのでしょうか。

ダイソーカップが優秀なのか、雪峰ダブルウォールがへぼいのか分かりませんが、まったく予想外の結果です。


お湯投入序盤の温度急降下は金属の温度を吸い取ったせいだと推測できますので、カップを温めれば抑えることはできるかもしれませんが、山登りでわざわざカップを温めるためだけに一度入れたお湯を捨てる人がいるとは思えません。


外気温がもっと低ければ差がでるのかもしれませんので、しばらく雪峰H300を使ってみることにしますが、このままでは結論として「百均で良くね?」になりますので、もうちょっと研究してみることにします。


 


 


ではまた  (  ̄´▽` ̄)ノ








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この記事へのコメント
熱いお湯ではなく
冷たい水や氷で計測すると差がありますよ。

お湯の場合、どうしても上部から熱が逃げてしまいますから、
真空チタンの数万円のモノと比較して計測しても大差無いですよ

メリットは「冷たいモノだと長持ちする」と「熱いモノでも素手で触れる」になる感じです。
Posted by マリオ at 2017年12月21日 11:33
マリオさん>

コメントありがとうございます。

なるほど!ダブルウォールはコールドの方がハッキリ効果が出るんですね。ロクに調べもせずにイメージだけでポチってしまいました。

勉強になります。

ということは夏場の方が重宝しそうですね。
冬場でも取っ手無しでボディを掴むしかないカップですから、ちゃんとダブルウォールのメリットはありそうです。

見た目自体はとても気に入ってますので、大事にしていきたいアイテムです。
Posted by 禅問堂(Daisuke)禅問堂(Daisuke) at 2017年12月21日 12:04
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