2016年05月06日
5月の野山で副食材を探す
おはこんばんにちわ。
明るい野山を歩くのが大好き、Daisukeです。(  ̄´▽` ̄)
先日のソロキャンプのお話。
せっかく春の野山に来ているのですから、山の幸を探して散策です。
もちろんサバイバルをしにきているわけではありませんので、空腹を満たすために血眼になって探すのではなくて、あくまで「あったらラッキー」くらいの軽い気持ちで追加食材を求めます。
(  ̄´▽` ̄) もちろん採取許可は得てます
私の地元神奈川県ではゴールデンウィークを迎えるころには山菜の季節は終わっています。
長野県は少し遅れてシーズンがやってくるので、ちょうど食べごろの食材にも出会えます。
(  ̄´▽` ̄) 子供の頃は山菜採り手伝わされた。その時の知識と経験が生きてくるとは・・・
まずは食べごろの山ウドの群生。
写真外にもコロニーを形成するように群生している箇所がいくつもありました。
ツクシの成れの果て「スギナ」に紛れて、そこらじゅうに生えています。
(  ̄´▽` ̄) 写真中央ウドの脇でひょろひょろ生えてる棒状の雑草がスギナ
スギナも乾燥させれば利尿作用のある薬草として使えますが、手間かかるし不味いので今日は使いません。
ウドはありがたく使わせてもらいますが、アスパラガスと同じように採った瞬間から徐々に味が落ちるので、場所だけ覚えて調理ぎりぎりまで採りません。
タラの芽も下見の時に場所は覚えてました。
樹全体に棘があるので覚えやすい。
芽の形状だけで判断すると、毒性のあるウルシの芽と間違えて危険。
(  ̄´▽` ̄) 必ず棘をチェック。芽にも棘があることがあるけど、ふにゃふにゃなので棘ごと食べられます
柿の若葉も天ぷらやおひたしにして食べられますよ。
写真くらいが採りごろ。
でも天ぷらの用意をしてこなかったので、断念。
どこにでも生えているので珍しいものではないのですが、カラスノエンドウの若芽も食べられます。
おひたしでも食べられますが、高温で揚げた方が草の匂いが無くなって豆特有の味が強くなりますので、できれば揚げて食べたい食材。
素揚げにするとほんのり甘くておいしいのですが・・・
油の用意をしてこなかったことが悔やまれる。
この日一番食べたかったアミガサタケ(モリーユ)。
しかし、残念なことに時期が過ぎてしまってました。
ピークが過ぎてしなび始めると、ダニみたいな小さな虫がアミガサタケの中に大量にお住まいになるので食べられません。
( Т´-`Т) 下見の時がとても綺麗な状態で食べごろだった。桜(ソメイヨシノ)が散る頃が旬。
運がなかったとして、来年に期待。
これはアケビの花。
ここまで育っちゃうと山菜として食べることはできませんが、まだ開かない若芽の状態なら炊き込みご飯や和え物で食べることができます。
もちろん秋には甘い実をつけますので、ひとまず秋に期待。
アケビの茎はしなやかで丈夫な蔓性なので、編んでロープにすることもできますが、サバイバルしてるわけではないので採りません。
生のままでも使い易い山椒(さんしょう)の葉。
秋につける実を乾燥させて粉にしたものは、うな重には欠かせない薬味ですよね。
若葉は艶やかな光沢を帯びています。
成葉になると光沢は失われますが、食べることはできます。
味よりも香りを楽しむ野草なので若葉の方が香りが強いですので若葉を少しいただきます。
(  ̄´▽` ̄) とても爽やかな香りがしますので、食べないにしても見つけたらちょっとだけ千切って掌で叩いて香ってみてください
似たような葉の形状を持つ植物に犬山椒(いぬざんしょう)というのがあります。
毒ではないですが、なんの香りもしません。
見分け方は茎の棘。対になってる棘を持つのが山椒。互い違いに棘が生えてるのは犬山椒です。
他にも食べたことないけど知識としては知っている野草とか色々あったのですが書ききれません。
機会があればチャレンジしてみたいですね。
次回は採集した山ウド・タラの芽・山椒の葉を食すお話
ではまた (  ̄´▽` ̄)ノ