レザーで作った、おにぎり型ティンダーポーチ(火口入れ)

禅問堂(Daisuke)

2017年12月07日 20:30

おはこんばんにちわ。

Daisukeです。 (  ̄´▽` ̄)


イギリスのブッシュクラフターの持ち物に影響されて、自分なりにアレンジして自作してみたティンダーポーチ。
収納量は本家の程多くはないですが、ずんぐりとした「おにぎり」型になるのが特徴。
素材に金属パーツを一切使ってないのもポイントです。


すんぐり三角シルエットの火口入れ

私がこれの試作品を作ったのは随分前のこと。
当初は自分専用に作ったのですが、キャンプや野営で私が使っているコレを見た方が「私も欲しい」と製作依頼をいただけることがしばしばありました。



しばらくはその都度ご希望の仕様を伺っていたのですが、どうしてもセミオーダーに応えていると製作時間(材料を取り寄せる時間含む)や材料費が安定しませんので、カラーバリエーション以外を固定して製作しているのが現在の仕様です。



オレンジブラウン



チョコブラウン



ブラック


現在は以上3バリエーション。


大きさはこのくらい。

手にすっぽり収まるくらいのサイズです。
その分肝心の収納量は制限されますが目的が2~3回分の火口(着火剤)が収納できればいいので、これくらいで十分だと私は判断しました。


おにぎり型を形成するアウターレザーは厚手のアメリカンオイルレザーを採用。



袋を形成するインナーにはキャメルブラウンカラーのピッグスウェード(豚革)。
それ単体でも薄くてもそれなりに強度があり、しなやかで襞を形成しやすいレザーです。




トグルは角型木製。
しぼり紐に採用したのは木綿紐を?引きしたタン色のワックスコードです。



(  ̄´▽` ̄;) 試作段階は革紐と鹿角でしたが、どうしても鹿角の安定供給が難しかった。


単純な構造ですが、コードを引くだけでおにぎり型になるポーチです。




金属留め具を使わないことに拘ってますので、ポーチの閉め方も一風変わってます。


まず、トグルを掴んでコードを引っ張りポーチを絞ります。



トグルを抑えてポーチボディを一周するようにコードを回します。



コードを一周してきたらトグルを中心にコードを回して・・・



最後にきゅっと引き絞れば完了です。



仕組み上、完全密封されているわけではないのですが、余程雑に扱わない限りは中身(火口類)がこぼれることはなさそうです。
ただし、当然ですが構造や材質上、水や湿気には弱いです。
純粋に火口入れとして使うならきちんと密封缶等の方が適していますが、あえてそれを分かった上で雰囲気重視のレザーに価値観を見いだせる人向けアイテムです。


 


あと、ちょっと蛇足。

このティンダーポーチ。
基本的に着火剤である火口入れ目的で作ったものですが、小銭入れとして使えなくもないです。
私は既に半年くらい(2017年12月現在)小銭入れとしても使ってます。


(  ̄´ω` ̄;) いちいち紐を取回すから開閉がちょっと面倒だけどね。



 


ではまた  (  ̄´▽` ̄)ノ




関連記事